ARCHITECT TAITAN 五感にひびく、コトの設計

京都市右京区の高雄地域にて2015年に初開催された「三尾茶旅」（さんびちゃたび）のロゴ制作、及びイベント命名を行いました。

高山寺中興の祖明恵上人が栄西禅師から茶種をもらいお茶の栽培をはじめた地で、高雄山（高尾山）神護寺、槙尾山西明寺、栂野山高山寺の三山と地域が連携した初の大規模なイベントとして企画をしたものです。地域の住民、寺院、事業者が「お茶」で繋がっていくという主旨です。

秋の紅葉で有名なエリアですが、新緑の青もみじの美しい時期に足をお運び頂くきっかけをつくる狙いもありました。 高山寺田村裕行執事、神護寺谷内弘照貫主、西明寺髙岡義寛住職による献茶式を執り行い、茶祖明恵上人に感謝の意を表す。三山の住職が一堂に会して初の取組を実現しました。

また高雄小中高による茶会や、右京区ゆかりの大学茶道部による茶会、野点を楽しむハイキングを株式会社モンベル様の協力により実施、椿堂様とSIONE様による新しい世界感を表現する茶会などを開催。高山寺ゆかりの「茶」によって、現在と未来を繋げていくスタートになりました。

【参考URL】

※高雄地域活性化実行委員会について（京都市右京区ウェブサイト）　

※京都・高雄 歴史と文化をめぐる三尾茶旅を開催（京都市右京区ウェブサイト）