ARCHITECT TAITAN 五感にひびく、コトの設計

井筒八ッ橋様「あずき」の新ブランド「京小倉」のロゴデザイン、ネーミング、及びブランディング総合統括を担当致しました。

京都・嵯峨に小倉山があり、小倉百人一首などはこの「小倉」が由来です。弘法大使空海によって、唐の国よりもらたらせた「あずき」を亀屋和三郎が育て、そして「あんこ」を作り、時の嵯峨天皇に献上したと伝わっています。井筒八ッ橋本舗様は、この小倉の地であずきを栽培することに成功し「小倉大納言」と命名されます。

この「あずき」を押し出したブランドを創ろうと、ブランディングと商品開発を、井筒八ッ橋本舗様の経営陣やプロジェクトメンバーと３年以上かけ進めました。

ロゴのネーミングは、あずきの代名詞として使われる「小倉」という言葉が、京都の地名であることをしっかり認識頂くことが大切と考え、京都の小倉（地名とあずきのダブルミーニング）という非常にストレートな名称です。

そしてロゴのデザインとしては、ロゴタイプは「京小倉」を、ていねいに書かれた書体で見せ、さらにロゴマークは粒の大きなあずきを炊きあげた際のイメージと、それを器の上に大切に置いているイメージを重ね、デザインを致しました。