社内教育動画が見てもらえない! もしかしたらこれが原因かも。
2020.10.08

第 1 回「オンライン研修でも集中できる音質、マイクを変えてみよう」

 

e-ラーニング

社員研修や OJT に活用される e-ラーニング動画。
オンラインで発信することで、リモートで研修ができ、それぞれ自分のペースで再生、繰り返し学習できることから需要が高まっています。

この連載では、映像制作ディレクターN が、e-ラーニング動画の中でも、
「社内教育動画」にスポットをあて、制作する側はもちろん、発注する側も知っておきたい、動画制作のコツをわかりやすく解説します。

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第 1 回は、「気になる雑音の解消法」についてです。

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■社員研修用に作った動画が見てもらえない…内容が実践されていない…その原因の1つは「雑音」かもしれません。


動画において「音」は大切なポイントです。
スマホで手軽に撮影でき、共有しやすい写真との一 番の違いは「音」があること。せっかく作った研修動画を社員があまり視聴していない…。動画 で伝えたことが実践されていない…。そんな場合は「音」を確認してみてください。

出演者の声がこもったような音質になっていたり、空調の音や風音などの雑音が入っていませんか? クリアに聞こえない音声のせいで、伝えたい内容以外のことが気になって集中できず、肝心なところが記憶に残らない、ということがあります。

 

■動画撮影に使う「カメラ内蔵マイク」と「外付けマイク」その音の違いは?


社内教育動画の撮影で、マイクは何を使っていますか? 

マイクを特に意識したことがない方も多いと思います。カメラには内蔵マイクがあり、それでじゅうぶん収音できるからです。

でも、実はマイクを変えるだけで、動画を最後まで集中して見てもらえる可能性があがります。

カメラの内蔵マイクは、近くにある音を最も感知して録音します。そのため、カメラの周りの環境音やカメラの起動音、カメラマンの息遣いなど、より近い音を大きく録音します。もし出演者がカメラから遠くにいて語りかけている場合、より近くにある雑音を多く拾ってしまい、肝心の音声が聞き取りにくくなってしまいます。

▽カメラ内蔵マイクで収録した音

 

この聞き取りにくさを解決するには、カメラの内蔵マイクではなく、外付けのマイクをとりつける方法があります。

▽ワイヤレスピンマイク(アーキテクトタイタン所有機材)
ワイヤレスピンマイク

 

このマイクは、テレビでも使われる出演者の胸元につける「ワイヤレスピンマイク」です。ポイントは、音のでる場所のより近くに取りつけることが可能なこと。

▽ワイヤレスピンマイクの音

聞き比べてみると違いが分かりますよね。

 

■社内教育動画には、出演者の音声を鮮明に収録できる「ワイヤレスピンマイク」を使うのがオススメ。


カメラの内蔵マイクは出演者との距離が遠いため雑音が多く、また音質もそれほど良くないため、こもった音質に聞こえます。ワイヤレスピンマイクは雑音が小さく、音質も良いため出演者の音声をより鮮明に収録します。マイクの種類はこの他にも様々あり、撮影環境に適したマイクを選びましょう。

ぼそぼそ話されるとなかなか頭に入ってきませんが、ハキハキ話されると頭に入ってくる。これと似た現象で余計なものが入ってしまうと注意散漫になり、最後まで見てもらえない。注意深く聞いてもらえない。

それを解消するためにマイクを変えることで、伝えたいことを集中して聞いてもらえる可能性が高まります。

声が小さくて聞こえない……。 風の音や空調の音が邪魔をして肝心の声が聞き取れない……

社内教育動画で、このような経験のある方はぜひマイクを変えてみてください。

 

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次回は、「テロップ」についてです。動画には欠かせない要素のテロップ、陥りやすい間違った使い方についてお伝えする予定です。

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アーキテクトタイタン 映像制作ディレクターN

 

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