3社合同勉強会を行いました!~ドローンもまじえた写真・映像表現~
2018.12.11


11/30(金) おいかぜMarble.coアーキテクトタイタン3社による今期第4回目の合同の勉強会を行いました。講師に TERMINAL81 FILM 宮下直樹さんにお越しいただきました。

前半は宮下さんが映像の仕事をはじめたきっかけや、
映像制作のワークフローについてお話いただきました。

伝統文化に貢献できないかという思いから企画やワークショップをやっていた宮下さんは、独立後の柱として撮影の仕事を本格的に始めていきます。
自分のやりたいことをクローズドな状態のまま放置せず、世界中の人にいつでもどこでも同時に何人でも見てもらえる環境が作れる映像制作に魅力を感じたと言います。

映像は自分がどう空間を把握しているのか、
どんな風に表現したいのかが露骨に出るもの。
自分の物の見方や眼差しの代弁者として機能するほど個性が出ます。

講義の中で1番最初に撮った映像を見ながら、

”今もっといいものが撮れるかと言ったらそうでもないと思っている。
色々な試行錯誤を現場でしながらやっているなと思う”、
とその時にしか撮れない瞬間を振り返ります。




制作業務の中では、必要以上に丁寧に事前準備をすることが重要です。
事前にリスクの共有や認識のズレを確認をしておくことで現場をコントロールでき、良い状況・良い仕事に繋がっていきます。
資料を作成するのもただ説明をするためだけでなく、相手の興味やどこに重きを置いているかの価値観を探るために重要な準備の1つです。

限られた時間の中でどれだけ良い仕事ができるかの制作準備。
自分自身がベストな仕事をするためにどの職種にも共通するものではないでしょうか。

講義の途中では宮下さんが実際に受けた要望を元に、どんな映像を撮るかのワークショップをチームごとに行いました。




出されたお題は2種類。
A:都内の女性向けに会津の日本酒をプロモートするイベントの記録映像
B:日本のウユニ塩湖として話題の場所のプロモーション映像

前後の過程もイメージしながら、何を撮ってどう伝えるのか色々な視点からのアイデアが出ました。

最後に宮下さんが実際にどんな映像を撮ったのかを見ながら、そのアイデアや制作過程・撮影裏話まで教えていただきました。




後半は、ドローン撮影と宮下さんが大切にしていること、どんな思いで撮っているのかのお話でした。

現在は誰でも手軽にできるようになったドローン撮影。
宮下さんは初めてドローンと出会ったとき、これからドローン撮影の要望は増えていく。もしできたら自分の価値が上がる、と感じたそうです。




空撮=ドローン撮影が浸透しつつありますが、便利なドローンも堕ちる・騒音などリスクは多くあります。
しかしリスクをしっかりと認識しクライアントとも共有することで、ドローンの自由度が高い動きを活かした映像を撮ることができます。
今までに見たことのない視点からの新鮮な体験を届けられるところが魅力だと宮下さんは話します。

宮下さんは普段の仕事で、表情があるものをより良く美しく撮ることを大事にしていると言います。
写真は、自分から見た時に1番良く見える正面を見極めていないと何枚撮っても納得いくものは撮れない。逆に最初から見えていれば1枚で終わる時もある。

映像は、その空間を編集しながら物語を紡いでいくもの。
現場をマネジメントしながら撮りたい絵を撮れるようにするのが大事で、 編集は自分の世界観を通して、伝えたいメッセージをどれだけ違和感なく作り込んでいけるかを重視しているそうです。

映像を手がけるだけでなく、映像制作を通してのブランドづくりを提案したり、そのために相手ができることを、相手にしてほしいことを明確にしていくことで、観る側に説得力を与える映像が作られていきます。




今回は五条のつくるビルに店舗があるマルニカフェさんにお弁当を用意していただきました。
野菜たっぷりのお弁当を食べながら、他社のメンバーとそれぞれ仕事やプライベートの話で盛り上がっていました。

勉強会後にとったアンケートでは、

機材を頻繁に更新される理由など、宮下さんからみた写真・映像の業務について語っていただけたのは普段知れないことで、視点を与えていただいてよかった。
宮下さんの仕事の仕方が見えたし、映像は何が難しいのか、依頼側としてどうすればいいのだろう、ということが少し見えたのではないかと思う。

など同じように映像の仕事をする側としての意見や、
反対にクライアント側としても学ぶことは多かったようでした。




次回、来年2019年2月にGRAPH株式会社さんと特殊印刷について見学会も兼ねた勉強会を行う予定です。

引き続き、次回の勉強会の様子もブログで報告させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。